ニュージーランド留学の際に必要なビザについて

ニュージーランド留学の際に必要なビザについて
海外で就労したり進学したりするためには、査証といって出身国から安全な人物であるという保証認定を受けることが欠かせません。
犯罪の抑止やトラブルが起こった際の対策です。
これはビザとも呼ばれているもので、留学をするなら学生ビザを申請しなくてはいけません。
ニュージーランド留学の際にも取得が不可欠なものです。
認定をもらうには、ニュージーランドの国家機関であるNZQAに審査を依頼します。
これには条件があって、ニュージーランド留学の期間が3か月以上あること、1日4時間以上週20時間以上の就学を証明しなくてはならないのです。
さらに進学先の学校から成績などを考査してもらい、問題が無いと判断されれば認定が下りるので講義に参加することができます。
逆にいうと、3か月以下の短期留学の場合なら申請は必要ありません。
大学生の夏休みを利用したワーキングホリデーのような形式なら、比較的気軽に渡航できるということです。
学習の目的に合わせて必要なら査証を受けるようにしましょう。
観光ビザでニュージーランド留学する場合もNZeTAの申請は必要
ニュージーランド留学は、3ヶ月以内の短期間であれば観光ビザで滞在することができますが、NZeTAの申請は必要です。
NZeTAとは、ビザ免除国から観光を目的としてニュージーランドに入国する人を対象とした電子渡航認証のことで、事前に申請しておかないと入国することはできません。
この電子渡航認証は、どのような人が入国したのかを記録に残すことを目的とした国境警備対策で、取得しておかないと飛行機への搭乗が拒否される恐れがあります。
取得すれば最長2年間にわたって何度も入国することができますが、取得までには最長72時間かかるので早めに手続きを済ませておくことが大切です。
ただし、手続き自体は非常に簡単で、スマートフォンのアプリやオンラインフォームから10分程度で申請することができます。
なお、申請にあたっては12NZDの費用がかかるとともに、入国の際にはIVL(観光税)として35NZDを支払う必要があるので、この点については念頭に置いておきましょう。
また、ニュージーランド留学中に有効期限切れとなった場合は再申請が可能で、学生ビザやワーキングホリデービザへの切り替えも認められています。